家具を買う前に、決めておきたい3つのこと
「このソファ、素敵だな」「こんなダイニングテーブルを置きたい」
気になる家具を見つけると、新しいお部屋への期待が膨らみますよね。
その家具が自分の暮らしに合うかを考えるために、購入前に整理しておきたいことがあります。
今回は、心地よいお部屋づくりにつながる3つのポイントをご紹介します。
1.どんな時間を過ごしたい?
まず考えたいのは、そのお部屋でどんな時間を過ごしたいか。
家族でゆっくりくつろぐ。ひとりで読書を楽しむ。友人を招いて食事をする。
同じリビングでも、過ごし方によって必要な家具や配置は変わります。
例えば、家族みんなで映画を楽しむなら、座る人数やテレビの見やすさを意識したソファ選びを。
読書の時間を大切にしたいなら、座り心地のよいチェアと手元を照らす照明を組み合わせる方法もあります。
「どんな家具が欲しいか」とあわせて、「ここで何をして過ごしたいか」を思い描いてみてください。家具を選ぶ基準が、少しずつ明確になります。
2.サイズは「置けるか」だけで決めない
家具のサイズを確認するときは、置いたあとの動きまで考えることが大切です。
ソファの横を通りやすいか。ダイニングチェアを引いて、無理なく座れるか。
収納の扉や引き出しを開けられるか。
図面上では収まっていても、暮らし始めると窮屈に感じることがあります。
特にダイニングは、テーブルの大きさに加えて、椅子を引くためのスペースや、座っている人の後ろを通るかどうかも確認したいところです。
ご自宅で検討する際は、床にマスキングテープなどで家具の大きさを示してみると、距離感をつかみやすくなります。
家具そのものの寸法と、そのまわりに必要な余白。この両方を見ることで、使いやすい配置を考えられます。
3.今あるものと、どう合わせる?
新しい家具を選ぶときは、床や建具、手持ちの家具とのつながりにも目を向けてみましょう。
木目の色や明るさ、ファブリックの質感、金属の色。同じ「ベージュ」「グレー」でも、色味や素材によって印象は変わります。
例えば、あたたかみのある木の床なら、家具の張地も少しあたたかみを感じる色に。
手持ちの家具に黒い脚が使われているなら、照明や小物にも黒を取り入れると、空間につながりが生まれます。
すべてを同じ色で揃えたり、買い替えたりする必要はありません。
気に入っている家具を出発点に、新しく迎えるものとの共通点を探す。
そんな考え方も、お部屋を整える方法のひとつです。
張地や素材のサンプルが取り寄せられる場合は、ご自宅の床や家具の近くで見比べると、合わせたときの印象を確認しやすくなります。
家具選びは、暮らしを考えるところから
どんな時間を過ごしたいか。無理なく動けるスペースがあるか。今あるものと、どうつながるか。
この3つを整理しておくと、気になる家具を見つけたときに、自分の暮らしに合うかどうかを判断しやすくなります。